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中本研究室を志望する皆さんへ


中本研究室では、知覚情報処理の研究を行っており、その中でも嗅覚を中心に研究しています。ソフト(シミュレーション、アルゴリズム)とハードウエア(ものづくり)の両方を研究において行いますので、幅広くやってみたい意欲的な人を歓迎します。視聴覚ではカメラやマイクロホンにより感覚情報の入力を行い、テレビ画面やスピーカで感覚情報の出力を行います。それらは既に洗練されたものになっており、日常的に容易に使うことができます。ところが、嗅覚に関しては、それらに対応するものが身の回りにまったく存在しません。皆さんは新しいヒューマンインターフェースを作ってみたいと思いませんか?

音の場合のスピーカに相当するものは嗅覚ディスプレイと呼ばれ、現在バーチャルリアリティの分野でも新しい分野として注目されています。装置作り(ハードウエア)から装置を使用したソフトウエアの制作、さらにはコンテンツまでを手掛けます。ハードウエアではディジタル回路設計(FPGA )、アナログ回路設計、機構設計、CPUコアのFGPA実装等を行います。最近のテーマはwearable嗅覚ディスプレイです。コンテンツは芸術表現までを含み、嗅覚メディアアートの創作を行います。これまでに、香る映画、料理ゲーム、virtual ice cream shop等を手掛けてきました。香りがあると視聴覚のみとは異なる雰囲気が楽しめます。ソフトウエアはタブレットPCを利用したマンマシンインタフェース、嗅覚ディスプレイの制御等ですが、ハードウエアと共にこれらを駆使して嗅覚メディアアートの作品を制作します。

音の場合のマイクロホンに相当するものが、匂いセンサです。近年は生物の嗅覚受容体を利用した匂いバイオセンサの研究や、人が感じる香りの印象を出力するシステム、香りの元となる要素臭を抽出する手法の研究を行っています。実際に生物を利用したセンサの研究は、生物に近い特性や性能を持つセンサを実現する上で有用で、このテーマでは実験とデータ解析が中心です。さらに、多数センサから応答パターンをパターン認識する技術も必要です。また、色に三原色があるように、少ない数の要素臭をまぜることにより目標とする香りに近いものを作る研究も行っています。これらの研究では深層機械学習や多変量解析を駆使して解析を行います。さらに、実際の計測、センサ情報処理に使うディジタル回路設計(FPGA)、組み込みシステムのプログラミング等も行いますので、回路設計に興味がある人も歓迎します。

研究成果発表として単なる学会発表だけでなく、展示会出展も多くやっています。2013年度はドイツの国際会議で実演を行いました。有楽町国際フォーラム、日本科学未来館、東京ビッグサイトで実演を行うこともあります。当研究室では自分たちの成果を直接多くの人に紹介する機会があります。アメリカの国際会議で実演を4年生が担当して行ったこともあります。説明はもちろん英語です。また、当研究室の活動がNHK教育テレビ・サイエンスゼロやテレビ東京・ワールドビジネスサテライト,BSジャパン・世の中進歩堂本舗でも放送されました。当研究室の研究は国内外で注目されており、皆さんもそのような最先端の研究をしてみませんか?

企業からの問い合わせも多く、企業と共同研究を実施しています。さらに他大学との共同研究もあります。皆さんが企業や他大学との打ち合わせに参加する機会もあるかもしれません。この分野は境界領域で、情報だけでなく、エレクトロニクス、生物、化学、環境計測、機械、制御、医学、歯学、芸術等の分野と関連があります。これらの情報・電気以外の分野の他大学や企業との共同研究も多いです。さらに海外からの留学生応募も多く留学生比率も高い。英語だけのゼミも実施しています。幅広くやってみたい人は、ぜひ当研究室にきてください。



学部生の方へ
当研究室では学部は情報工学科の学生を受け入れています。(2016年度より)

修士課程入学希望の方へ
工学院情報通信系を受験してください。電気電子系を受験することも可能です。入学時期は4月と10月です。情報や電気の方が多いですが、多様な分野の方を受け入れます。興味を持った人は研究室を訪れてもらえれば、詳しく説明いたします。

博士課程入学希望の方へ
工学院情報通信系を受験してください。電気電子系を受験することも可能です。入学時期は4月と10月です。多様な分野の方を受け入れます。博士課程への入学を希望する方は事前にご連絡ください。

連絡先:中本高道(nakamoto.t.ab@m)